2026年(令和8年)お盆休み期間はいつからいつまで? 9連休を取得するには?

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2026年(令和8年)のお盆休み期間はどうなる?

お盆休みの日程は「月遅れの盆」の期間に基づいている

毎年、新暦の8月13日(迎え火=盆の入り)から8月16日(送り火=盆明け)までの4日間を「月遅れの盆(月遅れ盆)」と呼びます。お盆そのものの日程は地域により違いがありますが、お盆休みはこの「月遅れの盆」の時期に合わせて取得するのが全国的に通例となっています。

2026年(令和8年)のお盆休みは? 

2026年(令和8年)のお盆は、8月13日(木)から16日(日)の4連休です。土日や祝日と隣接していると5連休、6連休となることも珍しくないだけに、どちらかというと残念な日程ではありますが、その分9月のシルバーウイークは例年になく日程に恵まれています。長期帰省してのお墓参りや家族旅行をお考えの方は、暑さも多少は和らぐ9月がおすすめかも知れません。

なお、2026年は祝日である「山の日」が8月11日(火)のため、12日(水)に有給休暇を取得することができれば、8月11日(火・祝)から8月16日(日)まで6連休を享受することが可能になりますし、8月10日(月)にだけ有給休暇を取得すれば8月8日(土)から11日(火・祝)まで4連休。1日挟んで13日(木)から16日(日)もお盆休みで4連休となります。いっそのこと8月10日(月)と12日(水)をともに有給休暇にすれば、8月8日(土)から16日(日)まで9連休となりますが、そこまでまとまったお休みを取れる方は少数派でしょうね。

大型連休のポイントは「山の日(8月11日)」の曜日

お盆休み(夏季休暇)の長さ、ポイントとなるのは実は「山の日(8月11日)」の曜日。土日祝日定休の企業にとって、最も長い連休となるのは「山の日」が日曜の場合です。
翌8月12日(月)が振替休日になり、13日(火)から16日(金)がお盆休み、17日が土曜、18日が日曜のため、10日(土)から18日(日)まで何と9連休になります。直近で「山の日」が日曜になったのは昨年2024年(令和6年)で、次回「山の日」が日曜になるのは2030年。今から楽しみですね。
ちなみに「山の日」が火曜、水曜、木曜の場合は4連休、月曜の場合は5連休(今年2025年がそうでした)、金曜、土曜の場合6連休となります。

2026年のお盆休みに超大型連休を取得するには? 

前述したように2026年(令和8年)の山の日は火曜日。8月10日(月)と12日(水)に有給休暇を取得すれば9連休を享受することができます。

2026年お盆休み(夏季休暇)期間のまとめ

というわけで、2026年(令和8年)のお盆休み(夏季休暇)期間は8月13日(木)から16日(日)までの4連休です。10日(月)・12日(水)に有給休暇を取得することができれば、8月8日(土)から8月16日(日)まで9連休が可能となります。

「お盆」の期間が地域や年度により異なる理由

地域によって異なる「お盆」の期間

前述したように、お盆休みは全国的に8月に消化されていますが、風習としての「お盆」は7月に迎える地域と8月に迎える地域、年度によっては9月に迎える地域もあります。 

3つに分かれた「お盆」の期間

元来、お盆という行事は、旧暦(太陰暦)7月15日の「中元節(ちゅうげんせつ)」の日に祝われていました。

中国から伝わり、「お中元」の由来にもなった道教の行事のひとつです。

ところが明治時代に新暦(太陽暦、グレゴリオ暦とも)が採用され、以降「お盆」の期間(の中心)は地域によって大きく3つに分かれました。

1.旧暦7月15日(旧盆)・・・沖縄地方など

2.新暦7月15日(新盆)・・・東京、横浜、静岡など

3.新暦8月15日(月遅れの盆)・・・その他の地域

2026年(令和8年)のお盆期間-新暦8月(月遅れの盆)にお盆を迎える地域の場合

全国のほとんどの地域では、新暦の8月にお盆を迎えます。

新暦8月のお盆は、新暦7月の新盆に対し「月遅れの盆」と呼ばれることもあります。

前述したように「お盆休み」は、この「月遅れの盆」に合わせられています。

期間は毎年8月13日(迎え火=盆の入り)から8月16日(送り火=盆明け)までと決まっており、下記の通り【新暦8月(月遅れの盆)にお盆を迎える地域における、2025年(令和6年)のお盆期間は8月13日(木)から8月16日(日)】です。

8月13日(木) 迎え火(盆の入り)

8月14日(金) 中日 

8月16日(日) 送り火(盆明け)

2026年(令和8年)のお盆期間-新暦7月(新盆)にお盆を迎える地域の場合

新暦の7月(新盆)にお盆を迎える地域もあります。代表的なところでは東京や横浜、静岡などが挙げられます。

日程は毎年7月13日(迎え火=盆の入り)から7月16日(送り火=盆明け)までと決まっており、下記の通り【新暦7月(新盆)にお盆を迎える地域における、2025年(令和7年)のお盆期間は7月13日(月)から7月16日(木)】です。

7月13日(月) 迎え火(盆の入り)

7月14日(火) 中日

7月16日(木) 送り火(盆明け)

2026年(令和8年)のお盆期間-旧暦の7月(旧盆)にお盆を迎える地域の場合

沖縄地方などでは旧暦に基づいて行事が催されることが多く、現在でも旧暦の7月、いわゆる「旧盆(きゅうぼん)」にお盆を迎えるところがあります。

旧暦では、7月13日から15日(地域によっては16日)までがお盆(旧盆)と決まっていますが、これを私たちが普段使用している新暦(グレゴリオ暦)に直すと、年度によって大きな日程のずれが生じます。旧暦では月の満ち欠けによって暦を定めているためです。

2025年の場合はどうかと言うと、【旧暦の7月(旧盆)にお盆を迎える地域における、2026年(令和8年)のお盆は8月25日(火)から27日(木)。地域によっては28日(金)まで】です。2025年のお盆は9月になりましたが、2026年は「月遅れのお盆」日程と大きなズレはありません。

8月25日(火) ウンケー(祖先を迎える日)

8月26日(水) ナカビ/ナカヌヒ(中日)

8月27日(木) ウークイ(祖先を送り出す日)

「お盆」とは?

「お盆」の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」。

諸説ありますが、サンスクリット語で「逆さ吊り」を意味する「ウラバンナ」の音写であるとする説が有名で、祖先の霊を呼び寄せ供養する行事として広く全国で行われています。

期間は通常夏の4日間にわたり、初日を盆の入り(迎え火)、最終日を盆明け(送り火)と呼びます。

お盆の時期になると、各家庭では精霊棚(しょうりょうだな。盆棚とも)にお供えをし、火を焚いて祖霊を迎え入れます。

さらに、僧侶にお経をあげてもらい(棚経)、お墓参りをしたのち、最後にまた火を焚いて祖霊を送り返します。

具体的なお盆の準備やお盆期間中にすることについては、別記事をご参照ください。

>>関連記事「盆棚や盆提灯など、お盆の準備はいつ、どのようにするの? お盆期間中の過ごし方は?」はこちら

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