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盆棚や盆提灯など、お盆の準備はいつ、どのようにするの? お盆期間中の過ごし方は?



祖先の霊を呼び寄せ供養する行事として日本全国で行われる「お盆」。
期間は一般的に8月13日または7月13日からの4日間で、初日を盆の入り(迎え火)、最終日を盆明け(送り火)といいます。各家庭で盆棚(精霊棚=しょうりょうだな)を設置してお供えをし、火を焚いて祖霊を迎えたのち(迎え火)、僧侶に棚経と呼ばれるお経をあげてもらい、お墓参りをします。最終日には再び火を焚き(送り火)、祖霊を送り返します。
このトピックでは、お盆の準備の方法と、お盆期間中にすることをまとめました。
地域によって異なるお盆の日程・期間については別の記事をご用意しておりますので、併せてご参照ください。

>>2021年お盆とお盆休み期間についてはこちら

 

お盆の準備はいつ、どのようにするの?

お盆の準備はいつから始めるのでしょうか?
ここではお盆の準備の大半を占める盆棚(精霊棚)設置のタイミングとそのつくり方をご説明します。


 

盆棚(精霊棚=しょうりょうだな)とは? いつ設置するの?

盆棚(精霊棚)とは、お盆の時期にご先祖を迎え供養するための、いわば祭壇のようなものです。盆の入りの前日か当日に設置し、お盆期間が終わるまで飾っておきます。設置する前にはお仏壇を清めましょう。盆棚(精霊棚)は、一般的に自宅のお仏壇の前などに設置しますが、ご先祖の霊は盆棚(精霊棚)の方に帰ってくるため、お盆のあいだはお仏壇の扉は閉めておきます。
 

盆棚(精霊棚)の設置方法

盆棚(精霊棚)の設置方法は、地域や宗派などによって大きく異なります。あくまで一例としてお考えください。

はじめに「真菰(まこも。イネ科の多年草)」で編んだむしろを敷き、その上に祭壇を組みます。四隅に笹竹(葉の付いたもの)を立て、四本の竹をしめ縄で結び、その縄にほおずきを吊るします。これが結界になります。
祭壇を組むための場所がない場合は、お仏壇の前などに経机(きょうづくえ)か小机を置き、その上に「真菰(まこも)」のむしろを敷きます。
真菰のむしろを敷くのは、その昔お釈迦様が、真菰のむしろに病人を寝かせて治療したということから、真菰には邪気を払い、病気を癒す力があると考えられているためです。
続いて、お仏壇の中にあるお位牌を取り出し、盆棚(精霊棚)の真ん中あたりに置きます。それから香炉や輪(りん)、供花を置き、故人が生前に好んだものや、お団子などを供えます。

 

盆棚(精霊棚)にお供えする代表的なものリスト(あくまで一例です)

お位牌
お位牌が複数ある場合は最も古いものを一番右に置き、最も新しいものが一番左に来るよう順番に並べます。

盆提灯
盆棚(精霊棚)の手前両端に、盆提灯を一対並べます。これには、ご先祖の霊が迷わず辿り着けるようにとの思いが籠められています。
新盆(初盆)の際には絵柄の入っていない、白提灯を使い、お盆が終わったらお寺で供養してもらうか、送り火で燃やします。

精霊馬・精霊牛(しょうりょううま・しょうりょううし)
精霊馬・精霊牛とは、祖霊があの世とこの世を往来するための乗り物です。ナスやキュウリに苧殻(おがら。麻幹、とも。皮をはいだ麻の茎)などを用い足を付け、馬や牛の形を作ります。馬はなるべく早くこの世に来られるため、逆に牛はなるべくゆっくりあの世に帰ってもらうためだとも言われます。
こちらも別の記事にて詳しくご説明していますので、よろしければご覧ください。

 >>関連記事「大人のお盆休み工作~精霊馬・精霊牛を作ってみよう~」はこちら
 

香炉・線香・輪(りん)

ほおずき
ほおずきは祖霊を迎え入れるための提灯に似ているため、盆棚に飾ります。しめ縄に吊るすのは、「お盆」の正式名称「盂蘭盆会(うらぼんえ)」が、サンスクリット語で「逆さ吊り」を意味する「ウラバンナ」の音写であることから来ているとも言われます。

昆布
細く長い昆布を供えるのには、イエが長く続くようにとの願いが籠められているとも言われています。ほおずき同様しめ縄に吊るします。

生花
お盆に限らず、お供えの花はバラなど棘のあるものや、弦(つる)のあるアサガオなどは避けた方が良いでしょう。

素麺(そうめん)
祖霊が帰ってくる際に乗る馬の手綱に見立てているとも言われます。

水の子(水の実)
蓮の葉の上(地方によっては深めの器に水を入れたもの)に、賽の目に刻んだきゅうりやなすと洗い米を乗せたものです。祖霊をお迎えするにあたって、すべての霊に食べ物が行き届くようにという思いが籠められています。

閼伽水(あかみず)・ミソハギの花
清浄な水(閼伽水)を入れた深めの器に水の子をひとつまみ入れ、精霊花である「ミソハギ」の花を数本束ねてお供えします。ミソハギは漢字で「禊萩」と書き、あの世からついてきた悪霊を払う(みそぎ)ためだと言われ、地方によってはお墓にもミソハギの花を供えます。祖霊の喉の渇きを癒すためだとの言い伝えもあります。

季節の野菜や果物
百味五果といって、スイカなどに代表される夏の野菜や果物をお供えします。


その他、お盆期間中に僧侶を招いてお経をあげてもらう場合は、早めに僧侶に連絡しておきましょう。法要後に会食をする場合は、併せて手配しておく必要があります。


 

お盆には何をする? お盆期間の過ごし方

ひと言で「お盆」と言いますが、実際に何をしたらよいかご存知ですか?
ここでは、お盆の日程ごとにすることをまとめました。


盆の入り(迎え火)
東京、神奈川、静岡などでは7月13日、その他多くの地方では8月13日が盆の入り(お盆の初日)に当たります。沖縄地方などでは、旧暦に基づいてお盆の日程が決まります。
盆棚(精霊棚)の準備が整ったら、お墓に出向いてお掃除をします。夏場は雑草が生えやすく、草抜きに時間がかかることもありますし、日中の強烈な陽射しを避けるためにも、朝のうちにお掃除を終わらせてしまうのが良いでしょう。夕方には素焼きの小さな土鍋またはお皿の上で、苧殻(おがら)を焚き(迎え火)、盆提灯に火を灯します。このように火を目印にして、ご先祖の霊を自宅に招き入れるのです。 特に初盆(新盆)の際の提灯には白提灯を用います。
地方によってはお墓から自宅までの間に、目印として火を灯した提灯を設置するところもあります。

2日目・3日目
家族や親族が集まってお墓参りをし、自宅に僧侶を招いて法要をします。法要後に皆で集まり、会食をすることもしばしばです。
僧侶がお帰りになる際には、お盆(なければ袱紗=ふくさ)の上にお布施を乗せてお渡ししましょう。
お盆期間中は、盆棚(精霊棚)に供えたお供え物や水などは毎日交換しましょう。
 
盆明け(送り火)
できるだけ遅い時刻に送り火を焚き、祖霊を見送ります。地方によっては「精霊流し」や「灯籠流し」などを行います。


いかがでしょうか?
知っているようで意外と知らない「お盆」の準備とお盆期間中にすること。
繰り返しになりますが、他の仏教行事と同様、地域差や宗派による違いが非常に大きいことはあらかじめご了承ください。
なお、故人が亡くなって最初に迎えるお盆を新盆または初盆と呼び、準備や期間中にすることに若干の違いがあります。
新盆(初盆)については以下の記事をご参照ください。

>>「新盆(初盆)」の時期はいつ? 読み方は? 盆棚(精霊棚)などどんな準備が必要?
>>「新盆(初盆)」には何をするの? 服装やお布施、香典(御提灯料)、香典のお返しは?

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