お墓各部の名称について(2) 【神戸型角花瓶】って何?
2015-11-04
秋が深まりつつありますね。
こちらは本日撮影した四条畷霊園(大阪府四條畷市)の紅葉です。
まだまだ色付き始めたところなので、これからが楽しみですね。
さて、お墓各部の名称シリーズ第2弾は【神戸型角花瓶】です。
関西のお墓業界ではメジャーな語なのですが、僕も入社当初は何のことだかさっぱり分かりませんでした。
まず、【神戸型】というのはパーツの名称ではなく、お墓の形状を表します。
加登がお手伝いさせていただくエリアの一般的な和型墓石は、大抵【神戸型】か【大阪型】のいずれかで、京都に行くと【京都型】がほとんどです。
【神戸型】の主たる特徴についてはこちらの写真をご参照ください。
供花を入れる「花立」に挟まれたパーツ(水鉢=みずばち)の奥に供物を乗せる小さな台(供物台)がありますね。
これに対して【大阪型】の水鉢はこのような形状です。
供物台と線香立てが一体化していますね。
続いてこちらが【角花瓶】。
お花を供える花立てが、このように曲線を採り入れたデザインになっています。
昔は花立てと言えばこのように角柱の形をしたものがほとんどでしたが、加工技術の向上もあって、近年は角花瓶タイプが多くなっています。
いかがだったでしょうか?
同じように見える和型のお墓にも、建てられた年代、地域などによって微妙な違いがあるんですね。
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