諦めるということ。
このブログ初の記事投稿が2007年(平成19年)6月27日。
今日でちょうど10年ということになります。
感慨、というほどのものは実際のところないのですが、周りも歳を取り、私もまた歳を取り、想像だにしなかった家庭を持ち、似つかわしくもない人生をどうにかこうにか。

生きるとは諦めること。
そう思って何とか生きています。
あきらめると言っても、もともとは「明らめる」と書き、「明らかにする」というのが語義だったと思います。
古文の授業でも「あきらむ」は現在の「諦める」とは違うからねと教わったような。
仏教の概念にも「四諦」というのがありますね。
つまり、「諦める」というのは本来、
自分が持っているものと持っていないものとの境界を明確にすることであって、持っていないものに拘泥せず、持っているものに満足しようという「積極的な」こころの有り様(ありよう)なのではないかと思うわけです。
知足。
身の程を知ると言うか、身の丈に合った人生を歩むと言うか、そういうスタンスの閾内において自らを高めてゆければ。

10年を通して(決して良い意味ではなく)常に身の程をわきまえず(笑)自分本位なブログでしたが、記事を更新したら真っ先に読んでくれる妻と、社内では誰よりもこのブログを気に掛けてくださった坂本元相談役の存在が何より励みになりました。
今は泉北店のクリスを始め各店で日々スタッフブログの更新を頑張っていらっしゃるので、心折れそうな時も何とかやり過ごすことができています。
私のような人間が皆さんのおかげ、などというと実に嘘臭いのですが(笑)、やっぱりひとりの力では本当に何も出来ない。
前述した方々にはもちろんのこと、袖振り合った全ての方々に感謝しながら、11年目への第一歩を踏み出したいと思います。
本当にありがとうございました。
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