【お墓のタブー】やってはいけないお墓参りのあれこれ

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【お墓のタブー】 こんなことしていませんか? お墓参りに関する5つの “ない” をご紹介。

お盆やお彼岸になると、ご家族やご親族総出でお墓参りをする光景を見掛けます。
皆でお墓に集まり、まずはお掃除から始めるのが通例ですが、この時にやってはいけないことを石材店の視点からお教えしたいと思います。

お酒をかけない

石材にお酒をかけると、サビや変色の原因となります。
例えば故人が好きだったのであれば、お供え物としておちょこや湯飲みに注いであげることをお勧めします。
宗教上やむを得ない場合は致し方ありませんが、お参りが終わったらすぐに大量の水で洗い流してあげましょう。

炎を吹き消さない

これは作法の問題ですが、線香やローソクの炎を息を吹きかけて消していませんか?
諸説ありますが、線香やローソクの炎は仏様にお供えするものであり、また人間の息は穢(けが)れたものとされています。
仏様にお供えするものを穢すことになるので、炎を消す際は手で仰ぐなどしましょう。

お供え物を残して帰らない

大抵の霊園・墓地には「お供え物は持って帰りましょう」という注意書きがあるのでご存知の方も多いと思います。
お参りの方が置いて帰ったお供え物を狙ったカラスや、立地によっては鹿、イノシシがお墓を荒らすケースがあるのです。
また、ビールやジュースの缶を置いたままにしておくと、丸い輪状のサビが付いてしまいます。
こうなるとサビを除去することは非常に難しいので、お供えしたものは全て持ち帰るようにしましょう。

濡れたままにしない

水洗いした墓石をそのままにしておくと、汚れが付着したり苔が生えたりする原因になります。
最後に乾いたタオルで乾拭き(からぶき)してあげましょう。

抱き付かない

お墓は故人そのものということで、懐かしさのあまり抱き付いたりするのはやめましょう。
特に夏場の墓石というのは想像を絶するほどの熱を持っているため、やけどの危険もあります。
それ以外にも墓石の角にぶつかって怪我をしたり、濡れた墓石で滑って転んだりといったトラブルにも繋がりかねません。
どうしても抱き付きたいという方は工事を担当した石材店に相談してみてはいかがでしょう?

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