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お墓なんでも相談室Q&A お墓に関するあんな質問・こんな疑問ありませんか?よくある質問とその答えをご紹介します。

お墓の基礎知識

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  • 01. お墓本来の意味って何ですか?

    大きく分けて2つの意味があります。
    ひとつは先祖供養の場としての「お墓」。そもそもお墓がはじまったのは、実に300年以上も昔のことです。遺体を埋葬した上に自然石を置いて目印にしたものが始まりと言われています。以来、お墓に参ることはご先祖様に会いに行くことであり、その前で手を合わせることが先祖供養になると考えられてきました。近年では時代の変化と共に形やルールも変化してきましたが、日本人にとって最も大切な先祖供養の場であることには、今も昔も変わりはありません。
    もうひとつは、残された人にとっての癒しの場としての「お墓」。お墓参りの際に故人を思い出しながら、自分や家族の近況や悩みなどを報告したことはありませんか。不安を抱えているときなどは、気持ちに区切りがつき、晴れやかな気持ちになったりするものです。それによって今を生きる喜びと感謝の気持ちが湧き上がってきます。お墓とは、故人やご先祖様だけでなく、お参りをする私たち自身も癒される大切な場所と言えるわけです。

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  • 02. 寿陵という言葉を聞きましたが、何のことでしょうか?

    「寿陵」とは、生前に自分たちのお墓を建てておくことをいいます。
    「子供に負担をかけたくない」「自分の死後が気になるので早めに建てておきたい」「自分の生きてきたモニュメントとして自分の思い通りの墓を建てたい」などが寿陵建立の主な理由と言われており、少子化や核家族化の流れを受けて最近特に増えてきました。
    古くから寿陵は長寿を授かる縁起の良いこととされており、子孫繁栄や家庭円満の果報を招くとも言われています。中国の皇帝が生前に陵墓を造営したことが起源という説もあり、日本でも聖徳太子が生前に寿陵墓を建てていたという記述が日本書紀などにみられます。さらに仏教では生前に自分のために墓石を建て仏事を営み、冥福(死後の幸福)を祈ることは「逆修」と呼ばれ、大変功徳の高い行いとされています。そのような背景に加え、最近は核家族が増えてきたことや残された子供たちに負担をかけたくないという思いから、ますます寿陵墓を建てる方が増えました。

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  • 03. お墓にいい方角、悪い方角はあるのでしょうか?

    方角に限らず、色や形を気になさる方がいらっしゃいますが、仏教では根拠のないことです。
    方角に関して気になさる必要は全くありません。むしろ回りの意見に振り回されて、方角や形式にこだわりすぎるのは、あまりいいお墓とはいえません。
    故人のことを思い先祖を供養する思いをこめて、つくられたお墓がよいお墓なのです。
    お墓ができたら、よくお参りして故人を偲び先祖を供養することこそ、なによりも大切なことです。

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  • 04. お墓が必要になったら、まず何をしたらいいの?

    お墓が必要になった際、多くの方がまず思い浮かべるのは、お墓を建てる場所、すなわち霊園・墓地探しではないでしょうか。インターネットで調べるとたくさんの霊園が見つかります。しかし霊園の数は思いのほか多く、その中から交通の便や予算など条件がぴったり合う霊園を見つけ出すのはとても難しいことです。まずは「相談できる石材店を見つけること」から始めてみてはいかがでしょう。大手の石材店なら、希望の条件に合った霊園・墓地を見つけられる可能性もぐっと高くなります。また、場所選びと同じくらい大切な墓石の建立も石材店の仕事。ですからお墓が必要になったら、まずは大手石材店のホームページなどを見てみるのも良いでしょう。霊園選びから墓石建立までのすべてを託せる石材店が見つかれば、後々スムーズに事が運ぶはずです。

    はじめての霊園・墓地探し

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  • 05. 後継ぎがいないけど、お墓は建てられる?

    少子化に伴って、お墓の後継ぎの問題を抱えるご家庭が増えてきました。お墓を建てても、自分が亡くなった後に墓守(はかもり)をする承継者(しょうけいしゃ)がいなければ、せっかく建てたお墓が無縁になってしまいます。寺院墓地を除く多くの霊園では、そのようなお墓は規定の年数を過ぎると、撤去処分されてしまいます。しかし、最近では万一、承継する人がいなくなってもご遺骨を処分せず、永代供養を目的とする合同墓地・合祀墓に納めて供養してくれる霊園もあります。その場合、墓石は撤去されますが、魂の宿る軸石の部分は所定の場所に安置して永代供養してくれることが多いようです。また、事前に申し込みをしておけば、ご遺骨はもちろん墓石も撤去せず、そのままの形で定期的に供養してくれるお墓もあります。お墓の建立をすぐに諦める必要はありません。

    跡継ぎの不安な方、子孫に負担をかけたくない方へ

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  • 06. 関西地方で納骨をする際、お骨(おこつ)を骨壷から出してお墓に納めるのは何故ですか?

    納骨といっても、様々な方法がありますね。お墓の他に納骨堂や堂内墓地など、現在では選択肢がありますが、納骨の歴史を振り返ると、大昔になります。自然を敬い、自然とともに生きていた古代の日本人は、亡くなった方の身体(からだ)は自然界に還してあげるべきだと考えていました。仏教の伝来以降もかつての自然崇拝の名残はなお根強く存在しており、お墓を「土に還す」ということは、非常に重要なことだと考えられていたんです。だから今でも、関西地方などでお墓に納骨する際には、お骨を骨壷から取り出し、サラシの袋に移し替えたのちに、「自然に還す」という意味であらかじめ土を敷いた納骨室に納めるんです。古(いにしえ)から伝わる、このような風習を考えると、やはり日の当たる場所にお墓を建て、お骨を土に帰してあげるのが良いかもしれませんね。

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  • 07. 家墓(いえはか)と個人墓(こじんはか)はどう違うのですか?

    家墓とは「家」を単位として、先祖から子孫へと引き継がれていくお墓のことをいいます。日本では、「家長が家を継ぐ」という制度が根強く残っていて、家墓へのこだわりが強いです。逆に個人墓とは、亡くなった方、お1人だけのお墓です。現在は核家族化や単身者の増加などにより、個人単位でお墓選ぶ方も増えてきました。又、先祖代々のお墓があっても、だれにも気兼ねせず、自分の好みでお墓をデザインしたいなどの理由で、個人墓を選択する人も増えています。まずは親族で相談し、しっかりと検討しましょう。そうすることで、みんなが幸せになるようなお墓が建てられます。人と人、家族が代々つながっていくためのお墓です。家墓でも個人墓でも慎重に建てたいですね。

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  • 08. 新しく建てたお墓に白いサラシを巻くのは何故ですか?

    霊園や墓地で白いサラシの布を軸石(棹石)に巻いたお墓を見たことはありませんか? 建てたばかりの墓石には、まだ魂が入っていません。そのまま放っておくと、魂の代わりに悪い気(邪気)が入ってしまいます。これを防ぐために白いサラシを巻いておくのです。開眼法要(かいげんほうよう)を行いお墓に魂が入ると、役目を終えたサラシを外します。開眼法要までのあいだお墓を守り続けたありがたいサラシは縁起ものとして重宝され、妊婦さんの腹帯に使うと安産に恵まれるなどと言われています。ご先祖様が入るお墓を守っていたサラシが、新しい命を守り、祝福するためのものに変わる。過去から未来へと繋げる家族の絆を象徴するかのようです。

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  • 09. お年寄りでも楽にお参りができるお墓はありますか?

    従来、お墓には巻石(外柵)が設置されている事で、段差がついていることが多いです。しかし近頃では、高齢化社会への適応、人にやさしいデザインの浸透などにより、階段のないバリアフリー的なデザインのお墓が急速に増えてきました。膝や腰に痛みをかかえているご高齢の方は、高さ十数センチの段差でも登るのが厳しい時があります。お墓は永く付き合うものですから、デザインを決めるときに、じっくりと考えることが大事です。さらには墓守をされる方、ご親戚がお住まいの場所から近い霊園だと、お墓参りする回数も自然と増え、ご先祖さまもお喜びになられることでしょう。お墓を建てるときは、立地はもちろん、デザインも含めて弊社スタッフまでお気軽にご相談ください。

お電話でも、お気軽にお問い合わせください。 0120-01-9999

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