2024年(令和6年)の母の日はいつ? お墓参りに供える花は?
2024年(令和6年)の母の日はいつ?
---令和6年3月20日、記事を更新しました。5月といえばご存じゴールデンウイーク。
憲法記念日(3日)、みどりの日(4日)にこどもの日(5日)と祝祭日のオンパレードです。
2024年、カレンダー上は4月27日(土)・28日(日)・29日(月・祝)が3連休、5月3日(金・祝)から5月6日(月・振替休日)までが4連休となっていますが、4月30日(火)・5月1日(水)・2日(木)に有給休暇を取得すればなんと10連休。海外旅行のハードルもずいぶん低くなったため、中にはGWを国外で過ごすという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、「母の日」ですが、祝日には制定されていないものの、母への感謝をあらわす日として全国的に知られています。
が、年度によって日付が変わるため、「5月にあるのは知っているけど、いつだったかははっきり憶えていない」という方が多いのではないでしょうか。
かく言う私も例外ではなく、毎年母の日が近づくたびにスマホで調べてプレゼントを渡すタイミングを計っていますが、ここ日本における母の日は、毎年5月の第2日曜と決まっています。
従って、2024年(令和6年)の母の日は5月12日(日)ということになります。
パンデミックが収束し、両親に会える機会もますます増えていくと思います。この世に生を与えてくれた母への感謝。忘れないようにしたいものですね。
国によって異なる「母の日」の日付
先ほど「ここ日本における母の日は」と述べたように、母の日というのは国によって日付が異なります。日本と同じ5月第2日曜に祝う国が最も多く、アメリカ合衆国やオーストラリア、カナダ、ドイツ、香港、台湾、フィリピン、キューバ、中国、ウクライナなど枚挙にいとまがありません。
スペイン、ルーマニア、ハンガリー、南アフリカ共和国などでは5月の第1日曜、フランス、アルジェリアなどは5月の最終週に母の日を祝います。
その他、アルバニアや韓国は5月8日、エルサルバドルやメキシコなどは5月10日に祝うほか、5月15日のパラグアイ、26日のポーランド、30日のニカラグアなど、母の日は5月に集中してはいますが、ノルウェーでは2月の第2日曜だったり、中東の国々では3月21日だったりと様々です。
母の日の起源
「母の日」を初めて制定したのはアメリカ合衆国でした。南北戦争中に負傷兵の衛生状態を改善させるための活動を行っていたアン・ジャーヴィスという女性の娘アンナが、亡き母を偲んで追悼会を行ったのがきっかけとなり、「母の日」はアメリカ全土に広がっていきました。
そして1914年、ついにアメリカ合衆国の祝日となったのです。
母の日にお墓に供える花は?
先述の追悼会において、アンナ・ジャーヴィスが母の好きだった白いカーネーションを捧げたことから、母の日にはカーネーションを贈るようになります。初めのうちは、母が存命の人は赤いカーネーションを、既に他界している人は白いカーネーションを贈っていたようですが、やがて母を亡くした方々(特に小さな子供)への配慮から、皆が赤いカーネーションを贈るようになったそうです。その意味ではお墓にお供えする花は白いカーネーションがふさわしいとも言えますし、現在スタンダードになっている赤いカーネーションでも良いでしょう。
実際、私どもの出入りする霊園でも、この時期は赤いカーネーションが供えられたお墓を良く見かけます。
ちなみにカーネーションは色によって異なる花言葉を持ち、ピンクの花言葉は「感謝」「暖かい心」。見た目にも可憐な印象を与えるのでオススメです。
最後に
そもそもの起源を辿れば、アンナ・ジャーヴィスが亡き母の好きだった花を捧げたことから始まっているわけですから、皆様もお母様の生前お好きだった花を供えるのが一番良いかも知れません。特に5月に入るとカーネーションの価格は高騰し、市場でも品薄になりますから、あえてカーネーションにこだわらないというのも選択肢のひとつかと思います。母の日に限らず、お墓参りにおいて一番大切なのは「故人に感謝し、死後の冥福を祈る気持ち」なのですから。ただし、バラのように棘のある花や、彼岸花のように毒のある花をお供えするのは、仏様に対し失礼に当たるとも言われるため、避けるのが無難かも知れません。
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