引越しの大まかな流れは以下のとおりですが、市町村や霊園により必要な書類や手続きが異なる場合がありますので、詳しくは各機関の担当者におたずね下さい。
- ■=引越し元の霊園・寺院ですること
- ■=引越し元の市町村役場ですること
- ■=引越し先ですること
-
- 1. 引越しの意志を伝える
- 引越し元の霊園管理者(寺院墓地の場合お寺様)に、お墓の引越しを考えていることをあらかじめ伝えておきましょう。お世話になった方々に無断で引越し先の墓地を確保することはお薦めできません。
-
- 2. 引越し先の墓地確保
- 引越し先の霊園で墓地を確保し、墓地使用の許可として A.『永代使用許可証』、お骨またはお土受け入れの許可として B.『受入証明書』を発行してもらいます。
-
- 3. 改葬許可申請書・埋葬証明書をもらう
- 引越し元の市町村役場で C.『改葬許可申請書』と D.『埋葬証明書』をもらい、必要項目を記入します。市町村によっては『改葬許可申請書』と『埋葬証明書』が1枚の書類になっていたり、『埋葬証明書』として決まった書式がなく代わりに引越し元の霊園や寺院で用意してもらわなければならない場合もあります。
-
- 4. 各書類を引越し元の霊園管理者に記入・捺印してもらう
- 引越し元の市町村役場で C.『改葬許可申請書』と D.『埋葬証明書』をもらい、必要項目を記入します。市町村によっては『改葬許可申請書』と『埋葬証明書』が1枚の書類になっていたり、『埋葬証明書』として決まった書式がなく代わりに引越し元の霊園や寺院で用意してもらわなければならない場合もあります。
-
- 5. 改葬許可証を発行してもらう
- 引越し元の市町村役場に1~4の書類を提出し、 E.『改葬許可書』を発行してもらいます。市町村によっては遺体火葬の際に発行された『火葬証明書』や『戸籍謄本(または抄本)』などの添付が必要な場合があります。
-
- 6. 脱魂・お骨(お土)の引き取り
- お骨またはお土をお墓から取り出す前に、お寺様にお経をあげていただき、お墓に宿った魂をいったん抜きます(脱魂式)。あらかじめお寺様と相談のうえ日時を決めておきましょう。脱魂式が終わったら、引越し元の霊園管理者(寺院墓地の場合お寺様)に E.『改葬許可証』を提出し、お骨またはお土を引き取ります。分骨の場合は残ったお墓に魂を戻すため、再度お経をあげていただきます(入魂式)。
-
- 7. 墓石の撤去・移転
- 「分骨」の場合を除いては、墓石の撤去を行います。事前に石材店に相談して日時を決めておきましょう。「墓石の引越し」の場合は、さらに撤去した墓石を引越し先に搬入します。
-
- 8. 納骨日を決める
- 引越し先の霊園や寺院と相談し、新しいお墓にお骨またはお土を収める日時を決めます。実際に納骨する際には E.『改葬許可証』を提出します。納骨の際にも法要を行いますので、列席するご家族・ご親戚だけでなく、お付き合いのあるお寺様のご都合も確認しておきましょう。
「お墓のお引越し」にかかる費用や具体的な流れについて知りたい方はこちらをご覧ください。
加登なら
「現地の確認・見積り」が無料!!
加登なら、経験豊富な熟練スタッフが現地に足を運び、確かな眼で墓地・墓石の状態を確認。現況写真・見積書とともにチェックシートに記入してお客様に提出します。