Q.「終活」を始めたいけれど、何から手をつけて良いのか分かりません。

A.まずはエンディングノートを購入してみては?
終活でやるべきことのヒントは、書店や文房具店などで販売されている「エンディングノート」に記載されています。
エンディングノートとは、自らの死に備え、自身の人生を振り返って書きとめたり、遺族に向けて自身の希望を残しておくためのノートです。これにざっと目を通したうえで分からないことがあれば、その道の専門家に相談しましょう。
葬儀なら葬儀、埋葬なら埋葬を専門で扱う業者に相談することで、より深い知識と気づきを得ることが出来るはずです。

Q. エンディングノートを買ったけど、どう書いて良いか全く分かりません。

A.形式に捉われず、書けるところから気軽に書いてみましょう。
エンディングノートを購入したのは良いが、全く筆が進まず長期間放ったらかしになっている、という相談が増えています。そうした方の多くが、最初から最後まで完璧に埋めなければという固定観念に捉われているようです。まずはどこからでも良いので、書けるところから少しずつ書いていきましょう。失敗したら書き直せば良いのです。
また、質問自体が自分に関係ないこともあります。そんな時は勝手に質問の内容を書き換えてしまいましょう。
ご自分の人生を綴るのがエンディングノートです。誰にも遠慮することはありません。

Q. いっそ生前にお墓を建てておいた方が良い気がしますが・・・

A.お墓を建てておけば、終活が随分楽になります。
エンディングノートを書いていると、お墓など「埋葬」に関する準備の大変さに気が付きます。
生前に建てておけば、そうした苦労をせずに充実した「終活」ができると思います。
購入金額によっては、生前にお墓を建てておくことで節税になることもあります。
ただし、墓地を購入したらその時点から管理料が発生する点には注意が必要です。管理料の安い霊園を選択するのも良いかも知れません。

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