お墓に関する疑問に答える「お墓なんでも相談室Q&A」(FAQ)





お墓何でもQ&A
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質問1
かつては自分の敷地内にお墓を建てることができました。
確かに今でも地方にいけば、そうしたお墓が存在しています。
しかし、昭和23年に「墓地、埋葬等に関する法律」が施行されてからは、個人所有の土地は墓地の対象外となり、現在は建てることができません。
もちろん、遺骨を埋蔵しない記念碑のようなかたちであれば問題はありません。
また、法律はあくまで「人」が対象ですので、ペットの場合は可能です。

質問2
お墓は相続財産ではなく祭祀財産なので、混乱を避けるため、相続ではなく継承あるいは承継(法律用語)という言い方をしています。
お墓の継承は、その永代使用権を引き継ぐことを意味し、特に法律上の手続きはありませんが、墓所の管理者に永代使用者が代わった事を届け出なければなりません。
墓所によっては名義書き換え料などの費用が発生するところもあります。
この手続きを放置し、管理者との連絡が取れない状況が続くと、永代使用権を放棄したと見なされ、墓石が整理されてしまうことがありますのでご注意下さい。

質問3
お墓を移転することを改葬といい、以下の手続きが必要です。
1.新しい墓所を確保し、場合によっては管理者に受け入れ証明書を交付してもらう
2.旧墓所の管理者から埋葬(納骨)証明書を交付してもらう
3.旧墓所を管轄する市町村長に、埋葬(納骨)証明書と受け入れ証明書を提出し、改葬許可証を交付してもらう
4.旧墓所の管理者もしくは石材業者に遺骨の回収を依頼。菩提寺がある場合はお魂抜きの法要も依頼する
5.新墓所での開眼法要を依頼する

古いお墓の大半は寺院にあります。
改葬はお寺にとってみれば檀家を失うことになるので、あまり歓迎されることではありません。ゆえに、事前にお墓の管理を含めて、菩提寺に相談するなど慎重な行動をお勧めします。
お墓を守るという意味では、改葬以外に永代供養などの選択肢もありますので、慌てず様々な方法を検討されてはいかがでしょうか。

質問4
一周忌(葬儀の翌年)のあと、三、七、十三、十七、二十三、二十七、三十三、三十七、五十、百回忌となりますが、中でも、三十三回忌は盛大にする方が多く一般的には五十回忌で打切ります。
数え方は、一周忌だけが満で、あとは死亡した年もいれたカゾエで計算します。
仏式は以上ですが、神式の法要は一年、三年、五年、十年、二十年、三十年、四十年、五十年、百年と続きます。
法要は、僧侶を呼んでお経をあげてもらい、参列者が焼香拝礼し、のちに宴を開くのが一般的ですが、定められた年に限って、特に盛大に供養することを年忌法要といっています。

質問5
一般的にお礼は三万円ぐらいからです。
お墓に魂を入れる行事を開眼法要(建碑式)といい、その際お坊さんにお経をあげてもらいます。
お礼の包紙は、お祝いことですので、紅白のものを使います。表書は、「開眼式(建碑式)御礼」とするのが普通です。
又、別の包みで「御車代」「御膳料」を各々一万円程度お包みするのも一般的です。
又、開眼法要(建碑式)の際、祭壇の準備をする必要があります。供物については、民営霊園では、用意してくれる所もありますが、一般には、果物、お酒、昆布、お餅、和菓子等をお客さまが準備するのが普通です。
壇家のお寺さんが遠方の場合、宗派の同じお寺さんに頼んでもさしつかえありません。

質問6
開眼法要(建碑式)、納骨法要の服装は、基本的には黒服になります。
開眼法要(建碑式)が済みますと、霊園の集会所や寺院の控え室で茶菓子の接待をすることもあります。
又、参列者へのお礼の品は、食べ物などをさけて、風呂敷や実用品がよいでしょう。
その際は、表書に「寸志」とし、おめでたいこととされていますので、紅白ののしに包んで渡します。
質問7
埋葬の場合は、死亡地または死産地の市町村長発行の許可証「火葬許可証・埋葬許可証」に、代々のお墓のあるお寺や霊園が発行する使用許可書をそえて、お寺や霊園の管理事務所に提出すればできます。

質問8
改葬とはお墓の移転などにより、改めておまつりすることです。
改葬の場合は、各霊園から受入証明書を発行してもらい、受入証明書と使用者の印鑑を持参して墓地所在地の役所へ行き、 改葬許可申請書に記入し、これにお寺や霊園の管理者の証明をもらって、もう−度、各役所の許可をうけてから行います。

質問9
府営・市営・町営などの公営墓地は、その地区の住民のためのものですので、誰でも使用できるわけではありません。
その地区によって資格が決められており、応募者が多数の場合は抽選となります。
市町村により規定が違いますので、各市町村の窓口でおたずねになった方がよろしいでしょう。
質問10
私営墓地の場合は、募集期間に制限はありません。
また宗教・宗派なども問わないのが通例で、誰でも、いつでも使用できます。
申し込みの際の書類は、使用許可申請書と住民票抄本または外国人登録証明書写が必要です。
私営墓地は、管理の行き届いていること、管理者の企業がはっきりしていることが選ぶポイントです。

質問11
むろん、使用できます。
墓地は、一般の土地の購入と違って、価格を永代使用料(永代使用冥加金とも呼んでいます。)といいますが、 いったん、墓地を使用しますと、その使用者の権利は、代々にわたって受け継がれていきますので、買ったことと同じになります。
ただし、管理料を長期にわたって滞納しますと、無縁仏として移設などされてしまうこともありますのでご注意ください。
管理事務所に現住所をはっきりと知らせておくこと、管理料の支払い期限にも注意ください。

質問12
大別すると和式と洋式の2種類です。
最近では洋式に加えてカロート式、オリジナル墓石なども増加傾向にあります。
和式は、各地域によって少しずつ形態が違います。近畿内でも大きくは三つに分けられます。
まず大阪型、神戸型、京都型です。
これについては、写真をご参照下さい。
又、宝篋印塔、五輪塔など供養塔もあります。
その他、卵塔、宝塔などの形態があります。
それぞれお墓を建てる意味が違いますので、よく係員にご相談ください。

質問13
墓石には、硬く吸水性の少ないのがよいでしょう。
大理石などは軟らかく墓石には不向きです。
墓石として最も多く使われている石は、花崗岩(俗称御影石)で、普通産地名がその商品名となっています。
御影石は、その色で大別されています。大きくは、白御影石、桜御影石、青御影石、黒御影石というように選別されています。
白御影は、岡山県産北木石、小豆島産、徳山石、やかげ石などがあります。特に採石量も多く、よく使用されるのは、岡山県産北木石、赤坂石です。
桜御影石は、淡紅色系です。岡山県産万成石があります。(龍王石あるいは桃香石とも呼ばれています。)又、岡山県産で瀬戸石もあります。
青御影石は、日本の墓石として高級といわれており、数多くの種類があります。愛媛県産大島石、香川県産庵治石、瀬戸内産青木石、三重県産荒木石、島根県産出雲石(少し緑色がかっている)、福島県産などがあります。
外国産も多く、韓国産陰城、榮州、角山などがあります。
又、アメリカ産、ポルトガル産、ブラジル産、中国産など、今では、多くの外国産の御影石があります。
黒御影石は、外国産が多く使われています。スウェ−デン産、赤に近い黒系としてカーネーションブラックと呼ばれているアフリカ産(ジャズパーク、ベルファウスト)があり、その他印度産もあります。国内ものとして、岡山産の備中青石などがあります。
石質などわかりにくい点があると思いますので、当社係員におたずねください。わかりやすくご説明いたします。

質問14
墓石の建立は、ふつう一周忌までにしますが、三回忌、七回忌でもかまいません。
一般には、お盆、春秋のお彼岸、あるいは、命日、祥月命日になさる方が多いようです。
ただし注意しなければならないのは、公営霊園では建立の期限があります。
例えば大阪府営北摂霊園の場合は、「許可を受けた日から使用をなさず3年を経過したとき」使用権をうばわれます。その他の公営霊園でも制限がありますので、係員なり、霊園管理事務所におたずね下さい。
なくなられた日が8月1日でしたら、8月1日が祥月命日となります。いわゆる命日とは、毎月の1日をいいます。
質問15
生きているうちにお墓を建てることを、寿陵と言います。生前墓とも呼ばれています。
中国の皇帝が生前に陵墓を造営したことが起源になっていて、たいへん縁起がよく長生きするおめでたいことだと言われています。
墓石に刻む戒名や建立者などの文字が朱色になっていて、亡くなった後で黒色に塗りかえます。
「子供に負担をかけたくない」「自分の死後が気になるので早めに建てておきたい」「自分の生きてきたモニュメントとして自分の思い通りの墓を建てたい」などが寿陵建立の主な理由と言われています。
また相続税など節税効果のメリットもあります。最近では、都市部を中心に寿陵を建てられる方がとみに増えています。
質問16
方角に限らず、色や形を気になさる方がいらっしゃいますが、仏教では根拠のないことです。
方角に関して気になさる必要は全くありません。むしろ回りの意見に振り回されて、方角や形式にこだわりすぎるのは、あまりいいお墓とはいえません。
故人のことを思い先祖を供養する思いをこめて、つくられたお墓がよいお墓なのです。
お墓ができたら、よくお参りして故人を偲び先祖を供養することこそ、なによりも大切なことです。

質問17
どんな立派なお墓でも、手入れが行届いていない荒れたお墓は、見た目にもよくありません。
なによりもご先祖さまの供養のためですから、気持をこめて、ていねいに掃除したいものです。
お墓まいりの際は、線香・ローソク・花・供物だけでなく、掃除道具(タオル・ブラシ等)も忘れずに持参しましょう。
墓石は一年中、風雨にさらされていますので、ぞうきんでよく水洗いをします。お酒やコーラなどをかけると石をいためることがありますのでご注意ください。
またジュースやビールの缶を置いたままにしているとサビが付着することがありますのでご注意ください。

質問18
墓地、墓石工事を併せ、現金で一括して支払う方法と、ローンで分割して支払う方法の2通りがあります。
また、墓地の永代使用料だけをローンで、墓石工事費を現金で、という方法もあります。
当社係員なり、霊園管理事務所にご相談ください。

質問19
ご希望・条件などお聞きすることは下記の項目です。
●宗教、宗旨、宗派など石碑建立の制約 。
●寿陵、死亡、分骨など石碑建立の目的、用途。
●墓地の広さ。
●石碑の大きさ(7型、8型、9型、10型など)
●石碑の形状(仏式、洋式、神式、カロート式、オリジナル墓石など)
●石碑の材質(白、桜、黒、赤、青など)
●文字、書体、戒名、家紋の入れ方など
●外柵、花立、霊標、灯籠、供台、物置、玉垣、植木、砂利などの付属品
●ご予算
●お支払い方法(現金、ローンなど)

質問20
●故人の戒名、俗名、没年月日、行年
●家紋
●施主名、建立年月日の設定
●墓地の略図
●墓地永代使用許可証
●印鑑





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